

- 鳥居 万友美
- ダイヤモンド社
悪書である。
悪書である。 著者と著者を取り巻くFX主婦仲間の武勇伝と自慢話がメイン。 「FXで月100万儲ける『私の方法』」とあるが、 決して著者オリジナルの手法は記載されていない。 また、「デイトレで稼げない人はFXはやめて低レバスワップ狙いにしろ」というのも、 極めて乱暴で危険な方法である。 これを真似るとクロス円暴落で一気に私財を持っていかれる。 購入しても著者の印税収入になるだけである。 本当に儲けることができるトレーダーになりたいのなら、 本書は買ってはいけない。
出版の目的は?
本と云う物は、文芸作品のように芸術性を目的に書かれたものと、理工書やハウツー物のように手段や情報の提供を目的に書かれたものに大別できると考えます。 この書は、後者に属するものですが、何を目的に書かれたのか、位置付けを考えてください。 ローソク足の読み方から説明しなければならない読者を対象に、書かれているわけです。 FXトレードは、ゼロサムゲームです。多くのド素人を相場に引き込むとどうなるでしょうか? それだけ、パイが大きくなります。そして手馴れた人がより多くを稼ぐ、即ち余裕資金を持っているド素人が、配偶者の理解を得た上で、犠牲になることになります。 本書は、トレードを行なっている者にとっては、パイを拡大する点において、有り難い存在です。 初心者の方は、是非本書を手にしてFXに飛び込み、多くのトレーダーの餌食になってください。
実践後の反省の書として
FXの基本的な仕組みから著者の手法まで、非常に簡単に書かれています。 もちろんこの本で全てが理解できるわけではありませんが、入門書としては最適だと思います。 しかしながら、FXのリスクについては今ひとつ伝わってこない部分も多く、この書のみで実践を行うと、危険度が高いと思います。 ある程度の実践経験があり、今ひとつ成果が上がらないという人に、反省と参考の意味で読むと非常に良い効果が得られると思います。
入り易い入門書
初心者にはとても読み易い本です。FXの仕組みを分かり易く説明してくれます。 ただし、筆者が主婦であるがゆえに「誰でも簡単に儲かるモノ」という思い込みをさせてしまう危険性を感じます。 本書では「デモトレード」を10日ほどと勧めていますが、実際には最低3か月は必要ではないかと思います。 取引の仕方や資金の分配方法の説明も甘いので、この一冊だけで実際のトレードをするのは危険です。
商材系ではなく、初心者系
全くの初心者の手引き書として、はじめ方そのものが、 丁寧にナビゲートされてます。 また、主婦がセレブなれるかも? という夢を与える本になっています。 ただ挿絵が主婦過ぎて少し抵抗が…。 この本の一番のよい点は、自分なりの勉強の仕方、 改善の仕方がしっかり書いてあるところです。 実際に役に立っています。 はじめは、お蔵行きかと「そんなことわかってる」 と大半読み流し、軽視していましたが 真面目に読み返すと、実際役に立っています。 ★ひとつマイナスなのは、 「fxは経験がないほうが先入観がなくてよい」 という著者の考えです。 へたをすると、fxを甘く見る要因になるとともに 経験の有無自体は、一長一短だと思います。 (株を先にやってますが、むしろ取り組みやすいです)
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